健康食品機能性表示の届出支援・広告サポート|林田学

認知度も高まりだんだん社会に普及しつつある機能性表示制度ですが、
その受理・差戻しは書かれざるルール=運用で決められる部分が多く受理を確実にするには情報が不可欠です。
私どもは、日本最大級の届出関与実績から得られる差戻し例と独自の行政ネットワークから得られる情報を元に、
みな様が間違った方向に進んで時間と費用を無駄にすることがないようにしたいと考えています。

こんにちわ。


YDCのミッシーです。


そろそろ年度末が近づいてきました。


何かと忙しい時期とは思いますが、年度内での届出申請を
考えている方は、早めの対応をお勧めします。


3月末にもなると、消費者庁へのアクセスが集中して、
届出データベースにログインできない事態も
ありえるからです。



さて、

最近、届出の受理事例はなかなか数が多いのですが、
年末にどっと申請されたものの審査が完了したからの
ようです。


今回の機能性表示最新情報はその中の一つです。


D419 ヴァームスマートフィットウォーター

「本品に含まれる3種類のアミノ酸から構成される
  アラニン・アルギニン・フェニルアラニン混合物は、
  身体活動との併用により脂肪の分解と消費する力を
  高める働きがあります。

  本品は、身体活動を増やすことによる脂肪の代謝を
  さらに上げ、体脂肪をより減らす機能があるので、
  BMIが高めの方に適しています。」


明治さんのRCTによる事例です。


注目したいのは、

(1)「アラニン・アルギニン・フェニルアラニン混合物」
 という機能性関与成分名、

(2)「脂肪の分解と消費する力を高める」という
 届出表示の二つです。


(1)「アラニン・アルギニン・フェニルアラニン混合物」

    ずいぶん前のことになりますが、
   「混合物は機能性関与成分にはできない」という
    消費者庁からの指摘コメントを見ました。

    このため、「混合物」という表現が入っていながら
    受理されたD419は、奇異な事例に見えます。

    それでも通った理由として考えられることは、
    アラニン・アルギニン・フェニルアラニンがすべて
    アミノ酸であることです。

    つまり混合物とはいっていますが、別の書き方をすれば、
    アミノ酸(アラニン・アルギニン・フェニルアラニン)
    となるわけで、こうなるとさほど違和感もありません。

    別紙様式5-3において、試験論文では機能性関与成分を
    A-mixとしていることから、混合物としたとしていますが、
    それでもちょっと驚きのある機能性関与成分名ですね。


(2)「脂肪の分解と消費する力を高める」

     D419の注目点のもう一つは、「脂肪の分解と消費」
     という直接的な表現が届出表示に用いられている点です。

     さらに続く文には、「脂肪の代謝をさらに上げ」という
     言い回しもあります。

     こうした表現はこれまで、ほとんどなかったものです。

     これらをいかに導いたかについては、別紙様式5-3で
     次のようにあります。

    『脂肪分解と脂肪酸化(β酸化によるエネルギー産生)を
      一括して「代謝」と表記すると同時に、当該製品を
      利用する消費者に理解しやすい表記として、脂肪酸化を
      「消費」と表記した。』


     ちなみに、「脂肪消費」に類する表現の事例としては、
      A76「サンフェノンEGCg」以降はしばらく現れず、

     最近になってブラックジンジャー由来
     ポリメトキシフラボンの3例が追加された、という
     状況でした。

     その傾向から見ると、いったんは厳しくしていた
     「脂肪消費」といった表現について、緩和の兆しが
     あるのかもしれません。



ではまたメールしますね。



PS

私どもは豊富かつ最新の情報に基づき様々な成功事例を
生み出しています。

消費者庁の動向もいち早くキャッチしています。


「こういう表示は通るのか?」とお悩みの方は、

info@yakujihou.com(中田)まで
お問い合わせください。

こんにちわ。YDCのミッシーです。


突然ですが、問題です。


健康増進法 第11条第2項に挙げられている
3つの栄養素は何でしょうか?


何を急に言い出すのか、と思われたかもしれません。


あるいは、察しの良い方は、「あの指摘か」と
思ったかもしれません。


今回の機能性表示最新情報は、差し戻しの項目として、
ここ数か月でよく見るようになった消費者庁の
指摘内容を取り上げます。


どういうものかと言うと、届出様式7に
「健康増進法施行規則第11条第2項で定める栄養素の
過剰な摂取につながらないとする理由」という記入項目が
あります。


昨年の末頃からでしょうか、消費者庁のこの記載への
判断基準が少し変わったようです。


どう変わったかを見る前に、まずは一番最初の問題の
答え合わせです。


健康増進法 第11条第2項であげられているのは、
次の3つです。


一 脂質、飽和脂肪酸及びコレステロール

二 糖類(単糖類又は二糖類であって、糖アルコールで
    ないものに限る。)

三 ナトリウム


この3つについて、届出様式7ではどう書くか、
順番に見ていきます。


一の脂質については、特に問題となるようなことは
ありません。


栄養成分表示で測定しているはずなので、その値を
参照しながら、日本人の食事摂取基準で示された
量などと比較して、少ない量であることを記載します。


二の糖類は少し問題があります。


栄養成分表示では、通常、炭水化物か糖質を測定して
いる場合が多く、糖類だけの値はわからないことが
多いためです。


こういう時は、例えば、食品中の糖質全てが糖類
だったとしても過剰摂取にはならない量である、
といった記載で説明します。


さて、ここまでは今までと変わりません。


問題は次です。


三のナトリウム。栄養成分表示ではナトリウムではなく、
食塩相当量を表示します。


このためか、以前は食塩相当量が過剰摂取に当たらない
ことを説明すればOKでした。


ところが最近では、ナトリウム、という言葉が入って
いないと、消費者庁から不備の指摘を受けます。


指摘を受けた場合の解決法は実に簡単で、ナトリウム
(食塩相当量)のような、単純な記載でも受理されて
います。


ようするに、ナトリウムという言葉の有無が重視されて
いるようです。


この部分だけで差し戻しになるかどうかは微妙ですが、
受理された後でも、この記載だけは修正するように、
消費者庁から連絡が来ることもあります。


また、昔の事例で変更届を出す際にも、この点を
注意しておかないと、余計な時間を使ってしまうかも
しれませんので、忘れずに修正してください。



ではまたメールしますね。



PS

機能性表示はどんどん複雑化しています。

今まで通っていたものが通らなくなるケースも
多発しています。


通り一遍の届出書類を作っても何の意味もありません。

私どもは豊富かつ最新の情報に基づき様々な成功事例を
生み出しています。


消費者庁の動向もいち早くキャッチしています。



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こんにちわ。YDCのミッシーです。


今回は、いつもより1日早い、金曜日にお届けする、
機能性表示最新情報です。


まず最初は、まだまだ人気の衰えない、乳酸菌の事例から


D376 タカナシ 
flora(フローラ)ドリンクヨーグルト 100g

D377 タカナシ 
ヨーグルトflora(フローラ) 100g


「本品には乳酸菌ラクトバチルスGG株(Lactobacillus 
  rhamnosus GG)が含まれます。

  乳酸菌ラクトバチルスGG株には、肌の潤いを保ち、
  肌の乾燥を緩和する機能があることが報告されて
  います。」


届出者は高梨乳業さん。


SRは1報のみで、アウトカムは角層水分量です。


乳酸菌といえば便通や腸内環境の改善というイメージが
強いですが、これは初めて乳酸菌で肌の潤いが認められた
事例です。


その作用機序は次のようなもの。


腸内で産生される腐敗物質は、腸管内で吸収され、
血管を経由し、皮膚に影響を与える。


乳酸菌ラクトバチルスGG株はこの腐敗物質を
減少させるので、それが角層水分量の増加に
関与している、ということでした。


やはり乳酸菌は、作用の大本になるのは「腸」
ということなんですね。


さて

次の事例も2件まとめてのご紹介です。

D384 空腹時血糖値が気になる方のタブレット(粒タイプ)

D385 グルコケア タブレット(粒タイプ)

「本品にはナリンジンが含まれています。

  ナリンジンには、健康な方の高めの空腹時血糖値を
  低下させる機能があることが報告されています。

  空腹時血糖値が気になる方に適した食品です。」


届出者は大正製薬さん。


SRは2報採用で、アウトカムは空腹時血糖値。


以前にもご紹介したと思いますが、機能性表示食品で
血糖値と言えば、ほとんどが食後血糖値のことを
指します。


つまり、上記二つのような空腹時血糖値の訴求は、
とても希少な事例と言えます。


これまでにあった空腹時血糖値の事例は以下の4例。


A148 アラプラス 糖ダウン
B279 糖値サポート
D56 アラプラス 糖ダウン リッチ
D236 血糖サポート


A148とD56の機能性関与成分は
5-アミノレブリン酸リン酸塩、B279とD236は
バナバ葉由来コロソリン酸です。


ここへ新たに加わったナリンジンは初出の成分でも
あります。


ちなみに、それぞれ届出表示は若干異なっていて、
A148とD56は「高めの空腹時血糖値を正常に
近づけることをサポート」。


B279とD236は、空腹時血糖値と直接は言及せず、
「血糖値が高めの方の血糖値を下げる」となっています。


そして、今回の事例では
「健康な方の高めの空腹時血糖値を低下させる」、ですね。


先週のメルマガでも触れましたが、健康の維持・増進の
範囲を超えないよう、慎重な表現になっている
という感じです。


ではまたメールしますね。



PS

機能性表示はどんどん複雑化しています。

今まで通っていたものが通らなくなるケースも
多発しています。

通り一遍の届出書類を作っても何の意味もありません。

私どもは豊富かつ最新の情報に基づき様々な成功事例を
生み出しています。

消費者庁の動向もいち早くキャッチしています。

今回ご紹介した乳酸菌に関しても、死菌については
今までにない理由で差戻しが続いています。


ご興味ある方はinfo@yakujihou.com(中田)まで
お問い合わせ下さい。

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