健康食品機能性表示の届出支援・広告サポート|林田学

健康食品機能性表示ナビゲーター|林田学のサイトです。
従来健康食品の効果は一切表示されないことになっていましたが、規制が改定され機能性表示が可能になりました。
どう進めていけばよいのかを薬事法・景表法とマーケティングの融合のスペシャリスト林田学がナビゲートいたします。

こんにちわ。YDCのミッシーです。


今回の機能性表示最新情報は、イチョウ葉の基原の
確認についてです。


以前にも書きましたが、イチョウ葉は消費者庁からの
確認要請もあって暫く受理が止まっていて、

それが先月のD156
「シュワーベギンコ イチョウ葉エキスa」で
やっと再開されました。


それと前後して、イチョウ葉の届出を受理されていた
既存各社でも、消費者庁の確認要請にこたえる形で、
資料をアップデートする変更届が増えてきました。


そこでよくお話を聞くのが、イチョウ葉由来の
証明方法です。


他の〇〇由来の証明でも同じですが、定性確認とか
基原の確認と言ったりもして、分かりづらいようです。


特にイチョウ葉の場合、他の〇〇由来よりも分析資料が
少し複雑になるため、なおさらです。


そんな中、次の事例は最近アップデートされ、
説明もきちんとしているので、参考にしやすいと思います。


D7 記憶プロ

「本品にはイチョウ葉由来フラボノイド配糖体、
 イチョウ葉由来テルペンラクトン、GABAが含まれます。
 イチョウ葉由来フラボノイド配糖体、イチョウ葉由来
 テルペンラクトンには加齢によって低下した脳の血流を
 改善し、認知機能の一部である記憶力(日常生活で
 見聞きした言葉や図形などを覚え、思い出す力)を
 維持することが報告されています。
 GABAには事務的作業による一時的な心理的ストレスを
 緩和する機能があることが報告されています。」


注目するのは、様式3の分析方法を示す資料です。


この資料で記載されていることを簡単にまとめると、
次のようなことになります。


まずイチョウ葉は、テルペンラクトン(ギンコライドA、B、C
及びピロパライド)とフラボノイド配糖体(ケルセチン、
ケンフェロ-ル、イソラムネチン)という複数の成分から成ります。


このうち、テルペンラクトンについては、イチョウ葉に
特有の成分であるため、HPLCなどで確認できれば、
それでイチョウ葉由来であることが証明されます。


一方、フラボノイド配糖体については、様々な植物に
含有しているものであるため、より詳しい分析が必要となります。


まず、イチョウ葉エキスと最終製品について、
フラボノイド配糖体を測定してクロマトグラムを作成します。


この二つを比較したとき、フラボノイド配糖体のピークは
類似した形を示すはずです。


それと同時に、最終製品からイチョウ葉エキスを取り除いた
ブランク品も測定します。


このブランク品のクロマトグラムは、イチョウ葉エキスを
取り除いているので、当然フラボノイド配糖体のピークは
現れないはずです。


もし現れてしまった場合は、他からの流入があった
ということになってしまいます。
(実際には、他に配合する成分にもよりますが、
  ブランク品の場合は比較的フラットなものになることが
  多いように思います)


これが、イチョウ葉で由来証明を用意する時の
オーソドックスなやり方ではないかと思います。


また、イチョウ葉は少し複雑なところもありますが、
他の〇〇由来の証明でも、同じように考えることができます。


つまり、原材料、最終製品、ブランク品、そして分析の実施に
必要な標準品を加えた4点セットのクロマトグラムが必要になる、
というわけです。


ではまたメールしますね。



PS
機能性表示はどんどん複雑化しています。
今まで通っていたものが通らなくなるケースも多発しています。

「寝つき」表現が急に認められなくなったことは5月に
いち早くキャッチし、9月初めのセミナーで紹介しました。

今も「急に認められなくなった」ヘルスクレームが
あります。


今後、この扉はどう押しても開かなくなります。

届出をお考えの方はなるべく早い段階で私どもに
ご相談された方がよいと思います。


ご相談は info@yakujihou.com (中田)まで。



★無料コンテンツ

よくお問い合わせのあるプライバシーポリシーの書き方を
フェィスブックにUPしました。


こんにちわ。YDCのミッシーです。


11月も半ばになってくると、年末の予定が気になります。


年内に届出を済ませたいからと言って、12月は
申請が集中しがちだからです。


ところがそうなると、消費者庁のデータベースも混雑して、
ログインが出来ないという事態になりかねません。


年末にかけて届出申請を予定されている皆様には、
早めに対応することをおすすめします。



さて、

それでは今回の機能性表示最新情報のご紹介です。


D195 オリーブのちから

「本品にはオリーブ由来ヒドロキシチロソールが含まれて
  います。
  オリーブ由来ヒドロキシチロソールは抗酸化作用を持ち、
  血中のLDL-コレステロール(悪玉コレステロール)が
  酸化され酸化LDL-コレステロールになることを
  抑制させることが報告されています。」


ヒドロキシチロソールは、あまり聞きなれない成分ですが、
ポリフェノールの一種です。


オリーブ由来としていることで、由来の確認を
行っていますが、ヒドロキシチロソールの標準品、
原料、本品、ブランク品のクロマトグラムを提示する、
という定番の方法です。


ところで、本件の届出表示には興味深い点が二つあります。


まず一つ目は「酸化LDL-コレステロール」という表現です。


これまで、コレステロールに関するヘルスクレームは
ありましたが、「酸化LDL」は初出の表現です。


「酸化LDL-コレステロール」のように、本人が自覚できない
ような指標に対しては、これまで消費者庁は厳しい態度を
取っていたように思います。


しかし、少し前から、尿酸値や酵素値(肝機能)などの
測定値を絡めた訴求が認められるようになってきました。


本件もその流れの一つかもしれません。


二つ目の興味深い点は、酸化LDLコレステロールの
抑制を導く作用について、「抗酸化作用」であると
していることです。


これは久しぶりに目にした表現です。


酸化ストレスを防ぐというような言い回しが
最後に登場したのは、C328でコエンザイムQ10。


抗酸化に至ってはB305のアスタキサンチンまで遡ります。


さらにこの「抗酸化」は、SRで結果が示されたものではなく、
作用機序から導いたものといえそうです。


作用機序から入れ込んでい行くやり方は、十分なエビデンス
が必要であったりと、消費者庁からの指摘が厳しいという
印象でしたが、D195では単純な入れ込みでも成功したようです。


ただ、作用機序を含めて機能性を表示することについては、
「機能性表示食品に関する質疑応答集」問17に
次のようにあります。


「表示しようとする機能性に作用機序を表示する場合、
  ヒトにおける作用機序について出典を明記の上、
  別紙様式(7)-1で科学的に説明する必要がある。」


同じようなやり方を考えている方は、よく目を通した上で、
作用機序の文献も再チェックした方が良いですね。


ではまたメールしますね。


PS
機能性表示はどんどん複雑化しています。
今まで通っていたものが通らなくなるケースも
多発しています。

通り一遍の届出書類を作っても何の意味もありません。


私どもは豊富かつ最新の情報に基づき様々な成功事例を
生み出しています。


消費者庁の動向もいち早くキャッチしています。


差戻しで困っている方は、

info@yakujihou.com(中田)まで
お問い合わせ下さい。


こんにちわ。YDCのミッシーです。


今週の機能性表示最新情報ですが、
今回は興味深い受理事例が複数あります。


なので早速ご紹介に移りましょう。


まず、

D187 えがお 歩行力サポート

「本品にはブラックジンジャー由来
  ポリメトキシフラボンが含まれます。

  ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンは
  年齢とともに低下する脚の筋力に作用することにより、
  中高年の方の歩く力を維持することが
  報告されています。」


「ブラックジンジャー由来」とする機能性関与成分は
届出番号B番のころにありましたが、それ以降は姿を
見かけませんでした。


これは、ブラックジンジャーの中で機能性に関係する
成分の特定に困難があった、という事情によるもの
ですが、ついにその問題が解決したようです。


そのロジックとしては、ブラックジンジャー抽出物から
ポリメトキシフラボンを含まないものを分画して、
作用の有無を確認したというもの。


原料メーカーによって行われた試験報告書の内容を
参考文献とした記載が、作用機序に組み込まれていました。


ちなみにここでいうポリメトキシフラボンは、
6種類のメトキシフラボンをあわせたものとなっているため、

分析方法を示す資料を見ると、6種類すべての
メトキシフラボンについて、定量・定性試験を行っている
ことが分かります。


次に、

D189 健脳ヘルプ

「本品にはクルクミンが含まれます。

  クルクミンは、年齢とともに低下する認知機能の
  一部である記憶力(日常生活で生じる行動や判断を
  記憶し、思い出す力)や注意力(注意を持続させて、
  一つの行動を続ける力)を維持する機能があることが
  報告されています。」


届出者は小林製薬さん。


クルクミンと言えば肝機能のイメージが強いのですが、
D189は認知機能を訴求しています。


SRでは1報を採用。


この採用文献では、単回摂取と4週間の継続摂取の両方を
行っており、結果を見ると、

単回摂取の方が有意差のある指標が多くなっています
(3つの指標に関し、単回摂取は3つとも群間有意差あるも、
継続摂取は1つのみ)。


ただ、届出資料においてその事の説明は特に行なわず、
長期摂取を主とした他の成分の届出表示と同じような
表現に落ち着かせた、という感じです。


最後は、

D191 ロコモア

「本品には、グルコサミン塩酸塩、コンドロイチン硫酸、
  ケルセチン配糖体、アンセリンが含まれます。

  グルコサミン塩酸塩、コンドロイチン硫酸、
  ケルセチン配糖体、アンセリンの4成分の組み合わせは、
  ひざ関節と脚の筋肉に働きかけ、加齢により衰える
  ひざ関節機能を維持すること、歩行機能の一部である
  日常生活における歩く速さを維持することが
  報告されています。」


ヘルスクレームはひざ関節と歩行。SRの採用は1報で、
自社で行った試験の論文を拾っている模様。


ひざ関節についてはJKOMを指標として
「ひざ関節機能を維持する」を導くとしています。


しかし、その前段にあたる
「ひざ関節と脚の筋肉に働きかけ、」の、
特に筋肉に関しては明確なエビデンスが示されていません。


作用機序には、ひざ関節と筋肉についての文献が
紹介されていることから、それを基にした
(やや強引な)届出表示と思われます。


また、歩行については、通常歩行速度を
指標としています。


そこから、

”歩行速度は歩行機能の一部であるため、
「歩行機能の一部である歩行速度」と言える。

「歩行速度」は、言い換えると「歩く速さ」を
意味していることから、「歩行機能の一部である
歩行速度」は「歩行機能の一部である歩く速さ」
と言える。”

という演繹的な説明によって「歩行機能の一部
である日常生活における歩く速さを維持する」を
導いていました。


なんとも複雑な言い回しをしていることを考えると、
なにか消費者庁から指摘があったために、

こういう方法で今の届出表示に落ち着いたのかも
しれませんね。


ではまたメールしますね。



PS

機能性表示はどんどん複雑化しています。
今まで通っていたものが通らなくなるケースも
多発しています。

通り一遍の届出書類を作っても何の意味もありません。


私どもは豊富かつ最新の情報に基づき様々な成功事例を
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消費者庁の動向もいち早くキャッチしています。

今週も差戻しでデッドロックに乗り上げていた案件を
消費者庁とやり取りして解決しました。


差戻しで困っている方は、

info@yakujihou.com(中田)まで
お問い合わせ下さい。

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