こんにちわ。YDCのミッシーです。


コンビニで乳酸菌入りのお菓子にするか、
普通のものにするか、ちょっと迷うくらいに
乳酸菌の入った食品を最近はよく見かけます。


けれでも、機能性表示食品として申請しようとすると、
手を焼かされることがあるのも乳酸菌です。


今回の機能性表示最新情報は、
そんな乳酸菌を使った注目事例のご紹介です。


D176 ハナエール乳酸菌

「本品には「L-92乳酸菌」(L. acidophilus L-92)が
  含まれます。「L-92乳酸菌」は、ホコリや
  ハウスダストなどによる鼻の不快感を軽減することが
  報告されています。」


カルピスさんのL-92乳酸菌と言えば、思い浮かぶのは
アレルケア。


このD176はアレルケアの機能性表示バージョンといった
位置づけかもれしれません。


実際、様式2で喫食実績を見ると、本品と類似した
食品としてアレルケアが挙げられていました。


ハナエール乳酸菌という別の商品名で申請をしのたは、
鼻の不快感を訴求しながら、アレルケアとするのは、

鼻炎や花粉症などのアレルギーを想起させる、
と消費者庁から指摘があったのかもしれんません。


このD176で注目したいのは、機能性関与成分である
「L-92乳酸菌」が死菌である、という事です。


これまでも、乳酸菌の事例は数多くありますが、
そのほとんどは生菌を用いたものでした。


対してD176については、作用機序を見れば、
はっきり死菌であることが記載されています。


ところで、

今回の事例をみると、死菌を機能性関与成分として
届出申請する場合の、二つのポイントが見えてきます。


まず一つは、死菌であっても、生菌と同様に株菌レベルでの
同定が必要になるということ。


様式3を見ると、分析方法を示す資料として、
遺伝子配列を調べたことが分かります。


そして二つ目は作用機序です。


生菌とは分けて、きちんと死菌としての作用を
明確にする必要がありそうです。


幸いL-92乳酸菌は生菌も死菌も同様の作用・体内動態という
ことなので、比較的あっさりした記載になっていますが、
そうでない場合は大変かもしれません。


特に死菌のどの部分(全体なのか部分なのか)が
機能性に関係しているのか、といったことを説明するのは、
なかなか難しいように思えます。


死菌については、これまで明確に「死菌」である事を
明示した事例がありませんでした。


それでも、死菌をつかって機能性表示を取得したいという
お話はよく聞きます。


今回の事例は、そういう方々にとっても、
良いサンプルケースとなるのではないでしょうか。


なお、本件はいろんな意味で重要事例なので、
林田先生の方で後日、無料レポートを作成されるそうです。


ではまたメールしますね。


PS

機能性表示はどんどん複雑化しています。
今まで通っていたものが通らなくなるケースも
多発しています。

通り一遍の届出書類を作っても何の意味もありません。


私どもは豊富かつ最新の情報に基づき様々な成功事例を
生み出しています。

消費者庁の動向もいち早くキャッチしています。


差戻しで困っている方は、

info@yakujihou.com(中田)まで
お問い合わせ下さい。